会社を始めて4年。
酒粕に携わって3年になります。Hacco to go!開発責任者の石橋です。
色々やってみて、大失敗もあり、大発見もあったこの3年。
「酒粕を日常食に!」とうたいながら、まだまだ全国に浸透できていないと大反省をしている今日この頃。
しかしそれは、全然使い方を発信できていなかったからなんじゃないかと・・・。
そこで、これまでやってきたテストの中から「酒粕を美味しく食べるコツ」みたいなものを、時にレシピを含めながら紹介していこうと思います!。
下処理・加熱は蒸し器で
さて、みなさんは酒粕をお料理に使うときにどうやっていますか?
よくみかけるレシピだと「ちぎってお水に浸して、柔らかくしてから。」
となっていることが多いですよね。
実はこうやってお水に浸してしまうと、アルコール分が抜けにくくなってしまいます。
酒粕のクリームを作ろうと、酒粕、お水を鍋に入れてぐつぐつしても、アルコール臭や独特の風味が抜けにくいので、とても時間がかかります。
では、どうするのかというと・・・「スチーム」です。蒸すのが一番。
蒸し器に入れて20分以上蒸してください。
酒かすはもともとはお米ですから、直接火にかけたり、強すぎる加熱では一気に焦げてしまいます。
ですので、蒸すのが一番適しているのです。
その際、気をつけたいのが「厚み」。
できれば2センチ以下になるように、また、1枚板では内部に浸透しにくい部分が出てくるので5㎝四方以内にカットしてください。
蒸したあとは、水を足して好みの硬さのペーストにするだけ。
ちょっと手間かも知れませんが、これが一番酒粕を食べやすくする方法の第一歩だと思っています。
電子レンジでの加熱方法
レンジで簡単に蒸す、という方法もありますがちょっとアルコールが抜けにくいので、「今すぐちょっとお料理に使いたい」という時には便利かもしれません。
どうするかというと、、、
もしレンジ用のスチーマーをお持ちならそれをお使いください。
無ければボウルとざるのセット、こちらお持ちですか?
下のボウルにお水を80㏄ほどはって、ざるには酒粕を乗せます。
軽く水でぬらすと焦げ防止になります。
ラップをかけて600W で2分加熱してください。
(機種によっては過加熱になることもあります。ボウルの大きさによっても変わります。何度かテストしてみてください。)
次回は、ペーストにしてからの扱い方、活用方法をお伝えしたいと思います。
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