里山は人の暮らしでできている。

山古志の手シゴト「猫つぐら」

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新潟県長岡市山古志。

山に囲まれた小さな村が、2004年中越地震で大きな被害を受け全村避難するも、今は地域住民によって力強く元気を取り戻している。

山古志村は、錦鯉発祥の地としても有名で、他にも本州では珍しく牛の角突き(闘牛)文化も残っている。

日本屈指の豪雪地帯としても有名で、冬は毎年4メートルを超える積雪があり、地域の景色を一変する。

山間地で大規模な農業もできず、棚田と呼ばれる地形に合わせた小さな田んぼがそれぞれの顔で山を覆う。

決して暮らしやすいとは言えないこの環境だからこそ、生まれてきたものがある。

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陸の孤島

 

まさにこの言葉がふさわしいかもしれないが、周りを山に閉ざされ、冬には人間が住むには余りある大雪に覆われる地域。

他の地域との文化の違いが見受けられる。

 

錦鯉がなぜ生まれたかといえば、もともと山の中で魚の入手が難しく、タンパク源として鯉の養殖が行われていた。
そこで突然生まれてきた綺麗な模様の鯉を、競って楽しむ娯楽とした。
近代的な楽しみのない世界だからこそ生まれた文化。

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牛の角突きもそう。
日本中で闘牛が盛んなのは、すべて島国。
他の文化と閉ざされた中で、独自に生み出した暮らしの楽しみ方。2014-09-29 15.22.02

山に入れば、見たことがない人が見たらマチュピチュじゃないかと思うような幻想的な景色と、ところどころに見える住民の楽しみ方。

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とても魅力的な地域である。

 

 

しかし中越地震以降、人口は半減し高齢化は進む。
ただでさえ楽ではない暮らしに、地域内で仕事ができるのは雪のない4月から11月が中心。

もともと、夏の仕事と冬の仕事は全く別物で暮らしていた中で、世の中の通年雇用スタイルは地域には合わないのだろう。

そんな中で生まれた文化がある。

食文化も、通年収穫が出来ないことがわかっているので、冬に向けて保存するための知恵がある。
4メートルの雪がすべてを覆うので、家が潰されないように助け合わなければ暮らしていけない。または子ども達の学校までの道のりさえもみんなで毎日作らなければ通えない。

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そんなことが当たり前になり、地域で暮らす知恵が根付いている。

もちろん、独自の冬の営みも生まれてくる。

前述の通り、閉ざされた暮らしは寂しい。
山の人もペットとして犬や猫を愛する方が多い。

秋に収穫した米で一冬を過ごすが、その時に採れた藁を使って家の中でできる手仕事がある。

それが「猫つぐら」つくりである。

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もちろん、これ以外にも藁を使った手仕事はあるが、これの完成度を競うのもまた一興。

冬の稼ぎとともに、暮らしの楽しみの一つにもなる。

山の人からは「最近、米農家の機械化が進んで、藁が残らないんだよなぁ。」なんて声も聞く。

そう、すでに希少材料になっているのだ。

「里山は人の暮らしでできている。」

共存している地域は美しい。

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資本主義経済からしたら合理的な生き方じゃないかもしれない。
でも今求められているのは、こうした暮らしを含めた多様性じゃないだろうか。

秋に採れた藁で、冬の仕事が生まれ、春には完成したものを見せ合える。

そんな暮らしが続くように。

山古志産 猫つぐら(地域によっては猫ちぐら)を見てもらいたい。

 

 

【商品概要】

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新潟県山古志地域で編み上げられた猫つぐら(猫ちぐら) ちぐら(つぐら)は「稚座」と書き、新潟の方言で籠のこと。
雪に閉ざされる農家の冬仕事として代々受け継がれた山古志の手シゴト。

手刈りしたワラをきれいに編み目を揃え、美しい形状に仕上げるには、鋭い感性と根気、わらを編む指先の力が必要とされる。
雪深い地域だからこそコツコツと仕事ができる習慣がある。
作者は新潟県長岡市山古志地域にお住いの松田義太郎さん。

猫が入りたくなる形状と、すがすがしい藁の香りが落ち着かせてくれる。

つぐらの中には猫の大好きなマタタビ付き。

大量生産ができないので、在庫がなくなったら予約生産。

サイズ:大  外寸:直径40cm 高さ35cm  内寸:直径35cm 高さ30cm
(多少の個体差あり)

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◆Produced By FARM8.co.,ltd

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株式会社FARM8

新潟県長岡市下々条1-126

TEL/FAX : 0258-77-0810

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